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映画で学ぶ!「生きた英語」とスラングの世界

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A Simple Plan|シンプル・プラン

ゆぶろぐ 2026年6月18日 4 分の読み取り

■この映画のご紹介

Table of Contents

−
  • ■この映画のご紹介
  • ■この映画で使われている会話表現とスラング
  • Happy New Year!
  • Kind of out of the way, isn't it?
  • So? / So what?
  • It's drug money. It's not stealing.
  • You work for the American dream, Lou. You don't steal it.
  • accomplice
  • stump
  • in-sin-u-a-ting
  • Turn it in
  • Whose money is it?
  • for starters
  • Sit on it
  • I feel evil.
  • Don't you give a fuck about you.
  • That was just an in-sin-u-a-tion. / This is the real thing.
  • I'm not going to jail for this.
  • Bluff
  • Crime doesn't pay.

『シンプル・プラン』(1998年)は、サム・ライミ監督、ビル・パクストン、ビリー・ボブ・ソーントン主演のクライム・スリラーである。真面目に生きる会社員ハンク・ミッチェルが、兄のジェイコブと友人のルーとともに、雪深い森の中で墜落した小型飛行機を発見する。機内には440万ドルという巨額の現金が入ったバッグが残されていた。「春まで誰も見つけなければ山分けしよう」という「シンプルな計画」が、やがて取り返しのつかない連鎖を生んでいく。スコット・B・スミスが自らの同名小説を脚色した脚本は、アカデミー賞にもノミネートされた。人間の欲望と道徳の崩壊を静かに、しかし確実に描いた傑作である。

■この映画で使われている会話表現とスラング

Happy New Year!

新年おめでとう!

Happy New Year! は英語で最もよく知られた挨拶のひとつで、特に説明が不要なほど広く使われる表現である。しかし、その使い方には細かなニュアンスがある。大晦日の夜から元日にかけてはもちろん、1月中旬ごろまで使われることが多い。また、Happy New Year to you! や Wishing you a Happy New Year! のように少し丁寧に言い換えることもある。 日常会話では、職場の同僚に対して How was your New Year’s? Did you have a good one?(お正月どうだった?楽しめた?)と組み合わせて使うことが多い。また、「今年もよろしく」というニュアンスで Here’s to a great new year!(素晴らしい新年に乾杯!)と言うこともある。 『シンプル・プラン』の冒頭、ハンクは仕事を終えて通りを歩きながら、顔見知りの女性リンダとその子供にHappy New Year, Linda! Happy New Year, Marci! と声をかける。さらに町の警官カールにも Happy New Year, Hank! と返される。この短いやりとりが、ハンクが地域に根ざした善良な人間であることを効果的に描写している。この後、物語は彼の「善良さ」が根底から崩れていく過程を描くため、冒頭のこの挨拶が後の悲劇と鋭く対比される構造になっている。新年という「新たな始まり」の象徴的な言葉が、実は「終わりの始まり」として機能している点が、この映画の巧みな語り口をよく示している。

Kind of out of the way, isn’t it?

ちょっと遠回りじゃないか?

out of the way は「遠回り」「わざわざ」「不便な場所にある」という意味の慣用句である。物理的な距離だけでなく、「余計な手間」「不必要な苦労」というニュアンスでも使われる。It’s a bit out of the way, but the restaurant is worth the trip.(少し遠いけど、そのレストランは行く価値がある)のように使う。 また、go out of one’s way to do something で「わざわざ~する」「骨を折って~する」という意味の表現になる。She went out of her way to help me.(彼女はわざわざ私を助けてくれた)のように使い、相手の親切や努力を称える文脈でよく出てくる。 『シンプル・プラン』では、ハンクが兄のジェイコブに向かって、ルーを車で送って行くことについて Kind of out of the way, isn’t it?(ちょっと遠回りじゃないか?)と尋ねる場面がある。ジェイコブは After(あとで送ればいい)と軽くかわすが、ハンクはルーに対して明らかに好意を持っておらず、この一言に彼の冷静で現実的な性格が表れている。日常会話でも、友人に「そこまで行くのは遠すぎない?」と言いたいときに Is that out of your way? や That’s a bit out of the way for you, isn’t it? と自然に使える便利な表現である。

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