■この映画のご紹介
Table of Contents
−- ■この映画のご紹介
- ■この映画で使われている会話表現とスラング
- mellow out
- on the agenda
- guilty as charged
- a million times
- I'm not taking that bet
- canthe shit
- ain't
- pad
- shit for brains
- collar
- track down
- uneventful
- demote / demotion
- sexual psychopath
- neuter
- brown-nose
- a one-man army
- protein pickup
- leash on your vocabulary
- straighten someone out
- the Invisible Men
- cold turkey
- worth the effort
- king maker
- the power behind the throne
- immaculate
- die well
- Knock Knock
- chill out
デトロイトを舞台に、不本意な降格処分を受けながらも信念を曲げない刑事ジェリコ・”アクション”・ジャクソンが、自動車業界の大物ピーター・デラプレーンの陰謀に挑む1988年のアクション映画のスクリプトである。ハーバード大学ロースクール出身でありながら刑事の道を選んだジャクソンは、組合幹部の連続殺人事件を追ううちに、デラプレーンの野望と自分をはめようとする罠に気づく。過激なアクションと随所に散りばめられたブラックユーモア、デトロイトの街の熱気が融合した、80年代ハリウッドアクションの典型ともいうべき作品だ。
■この映画で使われている会話表現とスラング
mellow out
落ち着け/リラックスしろ
mellow out は「落ち着く」「リラックスする」「穏やかになる」という意味の口語表現だ。mellow はもともと「熟した」「まろやかな」「穏やかな」という形容詞で、そこから派生した動詞用法が mellow out である。1960〜70年代のカウンターカルチャーの中で広まった表現で、興奮しすぎている人や怒っている人を落ち着かせようとするときに使う。Calm down や chill out と同じような意味で使われるが、mellow out はより「気持ちを和らげる」というニュアンスが強い。 Mellow out, man. Everything’s going to be fine.(落ち着けよ、大丈夫だから)や You need to mellow out before you say something you’ll regret.(後悔するようなことを言う前に少し落ち着いた方がいい)のように使う。また、形容詞として She’s really mellow.(彼女はとても穏やかな人だ)のようにも使われる。 『アクション・ジャクソン』では、逃げ回っていた若い万引き犯のアルバートが警察署で散々暴れ回った末に、ジャクソンと対面する場面がある。アルバートはジャクソンの存在に恐れをなして気を失いそうになるが、そのときジャクソンはただ一言 Mellow out.(落ち着け)と言い放つ。しかしその一言が逆効果となり、アルバートはそのまま気絶してしまう。ジャクソンは周囲の警官たちを見回しながら I guess I need some breath mints.(ブレスミントが必要みたいだな)とぼやく。緊張した場面をユーモアで和らげるこのやり取りは、ジャクソンというキャラクターの大らかさと存在感の大きさを端的に示している。日常会話でも chill out や calm down の代わりに自然に使えるので覚えておくと便利だ。
on the agenda
予定に入っている/議題にある
on the agenda は「予定に入っている」「議題になっている」「計画中だ」という意味の表現だ。agenda はもともとラテン語で「なすべきこと」を意味し、会議の議題や予定リストを指す。What’s on the agenda today?(今日の予定は?)のように、ビジネスシーンだけでなく日常会話でも気軽に使われる。 Is there anything on the agenda for this weekend?(今週末は何か予定ある?)や Getting fit is high on my agenda this year.(今年は体を鍛えることを最優先にしている)のように使う。逆に It’s not on my agenda.(そんな予定はない/考えていない)という形で使えば、計画や意図がないことを伝えられる。 『アクション・ジャクソン』では、デラプレーンの邸宅でパトリスが夫に What’s on the agenda today?(今日は何の予定?)と尋ねる場面がある。するとデラプレーンは Nothing much. Burning down one of my buildings to collect the insurance money.(大したことはないよ。保険金目当てに自分のビルの一棟を燃やすくらいかな)とさらりと答える。この冗談めかした返答に対してパトリスも Don’t forget to collect the mortgage on the orphanage.(孤児院の抵当権の回収も忘れずに)と返し、二人で笑い合う。表向きは仲の良い夫婦の軽口に見えるが、実際にはデラプレーンが本物の悪党であることを暗示する皮肉に満ちたシーンだ。ビジネス英語から日常会話まで幅広く使える表現なので積極的に使いたい。
