■この映画のご紹介
Table of Contents
−- ■この映画のご紹介
- ■この映画で使われている会話表現とスラング
- Let's do it.
- All right, it's my kind of place.
- Is she really singing, though, or is it one of those karaoke things?
- Bring your own boobs.
- I'm not full of shit.
- You never know.
- That's just the truth.
- Holy shit.
- Knock it back.
- I'm gonna wake up in a minute.
- Killing it.
- Take it in.
- Rogue
- I don't wanna go home.
- Fascinating.
- Cut the dancers.
- I'm so nervous.
- Swept it under the rug / Triage
- It's a good thing we met.
- You don't have that kind of power.
- How you say it is the stuff of angels.
ブラッドリー・クーパーが監督・主演を務め、レディー・ガガが主演した2018年公開の音楽映画だ。ロック・スターのジャクソン・メインが、才能を持ちながらも自信を持てずにいたウェイトレス兼シンガーのアリーと出会い、彼女の才能を世に送り出す。しかし、アリーが成功を収めていく一方で、ジャクソン自身はアルコールと薬物依存に蝶落ちていく。愛と創造、そして自己破壊をテーマにした、本作はドラマ、ロマンス、音楽が渾然一体となった傑作である。「Shallow」をはじめとするオリジナル楽曲が世界的に大ヒットし、アカデミー賞主題歌賞を受賞した。
■この映画で使われている会話表現とスラング
Let’s do it.
やろう/行くぞ
Let’s do it. は「やろう」「行くぞ」「始めよう」という意味の非常に汎用性の高いカジュアルな表現だ。フォーマルな場面よりも、日常会話やグループで何かに取り組む前の掛け声として使われることが多い。Let’s go. と意味は近いが、do it という動詞句を使うことで「具体的な行動を起こす」というニュアンスが加わる。 Okay, we’ve practiced enough. Let’s do it!(よし、十分練習した。やろう!)や We’ve been talking about this trip for months. Let’s just do it.(もう何ヶ月もこの旅行について話しているじゃないか。もうやってしまおう)のように使う。スポーツやビジネス、ステージに立つ前など、緊張した場面で自分や仲間を鼓舞する際にも頻繁に用いられる表現だ。 『アリー/スター誕生』では、冒頭のライブシーンでジャクソンがロードスタッフに背中を叩かれながら All right, let’s do it.(よし、行くぞ)と言い放ち、ステージへ向かう場面がある。薬と酒で体を酷使しながらも、ひとたびステージに立てば圧倒的なパフォーマンスを見せるジャクソンの姿が象徴的に描かれているシーンだ。この一言が、才能と自己破壊の両方を抱えた彼のキャラクターを端的に表している。日常でも気軽に使えるので、ぜひ覚えておきたい表現のひとつだ。
All right, it’s my kind of place.
俺にはぴったりの場所だ
my kind of place は「自分好みの場所」「自分に合った場所」という意味の表現だ。my kind of ~ というフレーズは場所だけでなく、人や物に対しても使うことができる。She’s my kind of person.(彼女は私のタイプの人だ)、That’s my kind of music.(それが私好みの音楽だ)のように使う。逆に That’s not really my kind of thing.(それはあまり私の趣味ではない)のように否定することもある。 They got alcohol? — All right, it’s my kind of place.(アルコールある?——なら俺にはぴったりの場所だ)という具合に、条件を確認してから自分の好みを判断するという流れで使われることも多い。簡潔でユーモラスな言い方なので、会話に取り入れると自然に聞こえる。 『アリー/スター誕生』では、ジャクソンがドライバーのフィルにドラッグバーの前で降り、ラモンに「ここはあなたのような場所じゃないかもしれない」と言われた際、They got alcohol? — All right, it’s my kind of place.(アルコールがあるなら、俺にはぴったりだ)と答える場面がある。ジャクソンのアルコール依存と、細かいことを気にしない豪快な性格が、このわずか一言に凝縮されている。場所を選ばず飲み続けるジャクソンの姿が、後の悲劇的な結末への伏線となっている。
