■この映画のご紹介
Table of Contents
−- ■この映画のご紹介
- ■この映画で使われている会話表現とスラング
- Excellent!
- Bogus
- Heinous / Most heinous
- Bodacious
- Dude
- Strange things are afoot at the Circle K.
- Wyld Stallyns will never be a super band until we have Eddie Van Halen on guitar.
- Be excellent to each other.
- Party on, dudes!
- Air guitar
- How's it goin', dude?
- No way! / Yes way!
- Sixty-nine, dudes!
- Catch ya later!
- Flunk
- Ted, Alaska.
- Philosophize with him.
- Extra credit
- Circuits of time / Circuits of history
- Mug shot
- You ditched Napoleon?!
- Non-triumphant
- It works out!
カリフォルニア州サン・ダイマスに暮らす高校生コンビ、ビルとテッドは、歴史のレポートに落第寸前。テッドの父親は息子をアラスカの士官学校へ送り込もうとしている。そんな二人の前に、未来からやってきた謎の男ルーファスが現れ、タイムマシンとなる電話ボックスを授ける。二人は古代ギリシャ、西部開拓時代、中世ヨーロッパなど、歴史上の様々な時代へと旅し、ナポレオン、ソクラテス、ジョーン・オブ・アーク、ビリー・ザ・キッドなど、偉大な歴史上の人物を次々と現代のサン・ダイマスへ連れ帰る。果たして二人は歴史のレポートを乗り越えられるのか。1989年公開のクリス・マシソン&エド・ソロモン脚本によるコメディ映画の傑作である。
■この映画で使われている会話表現とスラング
Excellent!
最高!/すごい!
Excellent! はビルとテッドの口癖であり、この映画を象徴する表現の一つだ。本来は「非常に優れた」「素晴らしい」という形容詞だが、感嘆詞として単独で使うことで「最高!」「やったぜ!」という興奮や満足の気持ちを表す。アメリカ英語の口語表現として、Good! や Great! と同様に肯定的な感情を示すときに使われる。 日常会話では、相手の提案に賛成するとき、何かうまくいったとき、嬉しいニュースを聞いたときなどに使える。You got the job? Excellent!(仕事が決まったの?最高じゃないか!)や That plan sounds excellent to me.(その計画は俺には最高に聞こえる)のように使う。 『ビルとテッドの大冒険』では、ビルとテッドが何か気に入ったこと、興奮したこと、うまくいったことがあるたびに Excellent! と叫ぶ場面が繰り返し登場する。たとえばルーファスから電話ボックスの使い方を教わった際に Bill/Ted: Excellent. と二人同時に声を上げるシーンや、エア・ギターを披露した後に叫ぶシーンなど、映画全体を通じてこの表現が物語のトーンを決定づけている。単純な単語でありながら、言い方や文脈次第で非常に豊かなニュアンスを持つことを示す好例だ。現代でも若者言葉として使われており、映画の影響が文化的に広がった表現の一つといえる。
Bogus
最悪だ/最低だ/ありえない
Bogus は本来「偽の」「偽造の」という意味の形容詞だが、1980〜90年代のアメリカのスラングとして「最悪」「ありえない」「不公平だ」という否定的な感情を表す言葉として広く使われた。Excellent! がポジティブな感嘆詞として使われるのに対し、bogus はその正反対の意味を持つネガティブな感嘆詞として機能する。この映画ではその対比が明確に示されている。 That’s totally bogus!(それは完全にありえない!)や This situation is bogus.(この状況は最悪だ)のように使う。現代でも若者言葉として一定の認知度があり、不公平な状況や理不尽な出来事に対して使われることがある。 『ビルとテッドの大冒険』では、断頭台に首を乗せられた二人が目を開けると、処刑されていなかったことに気づく場面で Bill/Ted: Bogus. と声を上げる。また、歴史上の人物たちが警察に連行されてしまったことを知った際にも使われており、映画の中で excellent と対になる表現として機能している。この二語の対比を意識すると、映画の言語センスがより深く楽しめる。
