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映画で学ぶ!「生きた英語」とスラングの世界

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Analyze This|アナライズ・ミー

ゆぶろぐ 2026年6月18日 5 分の読み取り

■この映画のご紹介

Table of Contents

−
  • ■この映画のご紹介
  • ■この映画で使われている会話表現とスラング
  • whack
  • boss of all bosses(capo de tutti capi)
  • panic attack
  • shrink
  • Forget about it.
  • quack
  • Oedipal conflict
  • closure
  • a blocked wish
  • transference
  • on call
  • vent
  • What's the matter with you?
  • boundary issue
  • talk to a shrink
  • Do me a favor.
  • You're in trouble.
  • rhetorical question
  • wiseguy
  • get it off my chest
  • I'll be in touch.

ニューヨークのマフィアのボス、ポール・ヴィッティ(ロバート・デ・ニーロ)は、突然パニック発作に悩まされるようになる。マフィアのボスが精神的に参っているなどということは、組織内での「弱さ」を意味し、命取りになりかねない。偶然の出会いから、精神科医のベン・ソボル(ビリー・クリスタル)がヴィッティの「闇の主治医」となることを強要されるはめになる。結婚直前の忙しい時期に、殺し屋に命を狙われたり、FBIに目をつけられたりと、ベンの日常は一変する。1999年に公開された、ハロルド・ライミス監督によるクライム・コメディの傑作である。イタリア系マフィアとユダヤ系精神科医という対照的な二人の化学反応が笑いを生み出す一方、父親の死という深いトラウマが丁寧に描かれている。

■この映画で使われている会話表現とスラング

whack

殺す/ぶちのめす

whack はマフィアや犯罪者の隠語として広く知られており、「殺す」「消す」という意味で使われる。もともとは「強く打つ」「ぶつ」という意味の動詞で、そこから「始末する」「消す」という意味に転じた。アメリカのギャング映画やマフィアを題材にした作品では必ずといっていいほど登場する表現だ。 一般的な口語表現としては「強打する」という意味でも使われ、I whacked my head on the door.(ドアに頭をぶつけた)のように言う。マフィアの文脈では They whacked the informant.(彼らは密告者を消した)のように使われる。名詞として out of whack(調子が狂っている)という表現もよく使われる。My schedule is completely out of whack.(スケジュールが完全に狂ってしまっている)のように使うと便利だ。 『アナライズ・ミー』では冒頭のナレーションで、Manetta (V.O.) が「the Gallo brothers whacked Albert Anastasia in that barber shop in the Park Sheraton Hotel」(ガロ兄弟がパーク・シェラトン・ホテルの床屋でアルバート・アナスタシアを殺した)と語る場面がある。また、ヴィッティが「You want me to whack my doctor?」(俺に主治医を消せというのか?)と驚く場面もある。この一言に、マフィアの世界の論理と、そこに巻き込まれていくベンのコミカルな状況が凝縮されている。whack はマフィア映画の文脈でほぼ定番の語彙として定着しており、この映画でも重要な場面で繰り返し登場する。日常会話での「ぶつ」という意味と、裏社会での「消す」という意味の両方をしっかり押さえておきたい。

boss of all bosses(capo de tutti capi)

ボスの中のボス/頭目の頭目

capo de tutti capi はイタリア語で「ボスの中のボス」を意味し、アメリカのマフィア用語として広く知られている。イタリア語の capo(頭、リーダー)と tutti(すべての)と capi(capo の複数形)から成る表現だ。マフィア組織においてすべてのファミリーを統括する最高権力者を指す。 英語では boss of all bosses と直訳して使われることが多い。比喩的に、ある集団の絶対的なリーダーを指して使われることもある。He thinks he’s the boss of all bosses around here.(彼はここでは自分が絶対的な支配者だと思っている)のように、やや皮肉を込めて使うこともできる。 『アナライズ・ミー』では、マネッタのナレーションの中で「Carlo Gambino came out of it capo de tutti capi」(カルロ・ガンビーノがボスの中のボスとして台頭した)という場面がある。そしてベンとヴィッティの会話でも、なぜ幹部会議が必要なのかという文脈で「We need a leader. Someone with fresh ideas. Someone like you.」(私たちにはリーダーが必要だ。新しいアイデアを持った人間。あなたのような)と続く。この表現はアメリカのマフィア文化を理解する上で欠かせない語彙であり、映画や小説でよく登場するため、知っておくと楽しみが増す。

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