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映画で学ぶ!「生きた英語」とスラングの世界

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AMBULANCE|アンビュランス

ゆぶろぐ 2026年6月18日 7 分の読み取り

■この映画のご紹介

Table of Contents

−
  • ■この映画のご紹介
  • ■この映画で使われている会話表現とスラング
  • asshole
  • didn't want to bother you
  • annoy the shit out of me
  • tied up in
  • score
  • knarly / gnarly
  • MVA (Motor Vehicle Accident)
  • GSW (Gun Shot Wound)
  • in your sleep
  • must've been a wrong number
  • tied up / all tied up
  • crowd control
  • kinda
  • a one-off
  • vacuuming up
  • have a go
  • I checked
  • Forget 'em.
  • the worst moment of their life is your Tuesday afternoon
  • inquiring minds want to know
  • push in for a transfer
  • anxiety disorder
  • clocked in
  • pull back
  • moveable feast
  • full-on
  • kinda done / sort of done
  • Pray for an earthquake.

ウィル・シャープは白血病を患う妻エイミーの治療費を工夫するために、兄のダニーが計画した3200万ドルの銀行強盗に加わる。しかし強盗は失敗に終わり、二人は傷ついた警察官ザックと、EMT(救急救命士)のカムを人質にとって救急車で逃走する。カムはザックの命を救うために戦い続けながら、LAの街を疾走する救急車の中で、ウィルとの奇妙な信頼関係を育んでいく。クリス・フェダック脚本によるこのスクリプトは、デンマーク映画「アンビュランセン」をベースにした作品で、後にマイケル・ベイが監督した2022年の映画の原作となった。

■この映画で使われている会話表現とスラング

asshole

嫌なやつ/クソ野郎

asshole はアメリカ英語の卑語で、「不快な人」「自己中心的な人」「嫌なやつ」を指す俗語である。直接的な侮辱として使われる場合もあるが、親しい間柄で自虐的に使われることも多い。日本語の「バカ野郎」や「クソ野郎」に近いニュアンスだが、文脈によって意味合いは大きく変わる。 自虐的に使う例としては、I was such an asshole to her back then. I should apologize.(あのとき彼女にひどいことをした。謝らないと)のように、反省を込めて自分を指すこともある。また親しい友人への軽い冗談として He’s an asshole, but I love the guy.(あいつはとんでもないやつだけど、好きなんだよな)のように使うこともある。 『アンビュランス』では、冒頭でウィルが赤ちゃんのキップをあやしながら Your dad’s a real asshole.(パパはほんとうに最低だ)と自虐的につぶやく場面がある。ベテランの兵士であるウィルが、退役後の生活でもがきながら、わが子に対してさえ自分の情けなさを吐露するシーンだ。この一言でウィルの置かれた状況と自己嫌悪が端的に伝わる。エイミーが「I love when you curse to our child.(子どもに毒づくの大好き)」と返すことで、夫婦の親密な関係もユーモラスに描かれている。英語学習の観点では、卑語が必ずしも攻撃的に使われるわけではなく、自己への批判や親しみの表現として機能することを理解しておくことが重要だ。

didn’t want to bother you

迷惑をかけたくなかった

bother someone は「誰かを煩わせる」「迷惑をかける」という意味の動詞表現で、I didn’t want to bother you. は「あなたの手を煩わせたくなかった」という意味だ。自分の問題を人に頼ることへの遠慮や、相手への気遣いを表す際によく使われる。日本語の「ご迷惑をおかけしたくなかった」に相当するが、英語ではより日常的・口語的なニュアンスを持つ。 Sorry to bother you, but could you help me with this?(お手数をおかけしてすみませんが、これを手伝ってもらえますか)というように、依頼の前置きとしても使われる。また、He’s too proud to ask for help. He doesn’t want to bother anyone.(彼はプライドが高くて助けを求めない。誰にも迷惑をかけたくないんだ)のように性格の説明にも使える。 『アンビュランス』では、ウィルが兄のダニーと再会した際に Should have called sooner.(もっと早く電話すべきだった)と言われ、Didn’t want to bother you.(迷惑をかけたくなかった)と答える場面がある。元海兵隊員として誇り高いウィルが、妻の病気と経済的苦境の中で兄に頼ることすら躊躇していた心情が、この一言に凝縮されている。You’re my brother, asshole. You’re supposed to annoy the shit out of me.(お前は俺の弟だろ、クソ野郎。俺を死ぬほど困らせるのが当然だ)というダニーの返しとのセット感も秀逸で、兄弟の絆とユーモアが見事に描かれている。

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