■この映画のご紹介
Table of Contents
−- ■この映画のご紹介
- ■この映画で使われている会話表現とスラング
- Rise and shine.
- What do you care.
- What the hell are we doing out here.
- So what.
- We're obligated under Section B2.
- penalty of total forfeiture
- Smart ass.
- Bitch.
- It stinks.
- Somebody did.
- It's not our system.
- You look dead.
- bonus situation
- You'll get what you contracted for.
- Mother wants to talk to you.
- In the boondocks
- Just short of Zeta II Reticuli
- Expendable
- A perfect organism.
- Special Order 937
- signing off
1979年公開、リドリー・スコット監督によるSFホラーの金字塔である。脚本はウォルター・ヒルとデヴィッド・ジャイラーによる改稿版で、原案はダン・オバノンとロナルド・シャセットによる。宇宙商業船ノストロモ号の乗組員たちが、未知の惑星で正体不明の生命体と遭遇し、次々と命を落としていく恐怖を描く。サバイバルの鍵を握るのは、ウォーラント・オフィサー(准士官)のリプリー。本作は宇宙を舞台にした閉鎖空間の恐怖と、軍産複合体的な企業の論理が人命を凌駕する構造を鮮烈に描いた傑作であり、その後のSFホラーに多大な影響を与えた。台詞は簡潔で即物的、ブラックユーモアに満ちており、英語学習の観点からも非常に興味深い素材である。
■この映画で使われている会話表現とスラング
Rise and shine.
起きろ、さあ動け
rise and shine は「起きろ」「さあ起きて活動を始めろ」という意味のインフォーマルな表現で、主に朝、誰かを叩き起こす際に使われる。rise(起き上がる)と shine(輝く)を組み合わせた慣用句で、単に起床を促すだけでなく、「元気よく活動を始めろ」というニュアンスも含む。軍隊・学校・家庭など、規律の求められる場面でよく耳にする。 日常会話では、Come on, rise and shine! We’ve got a big day ahead.(さあ起きて!今日は大事な日だぞ)や The drill sergeant burst into the barracks shouting, “Rise and shine, soldiers!”(軍曹が兵舎に飛び込んで「起きろ、兵士たち!」と叫んだ)のように使う。語感がリズミカルで覚えやすく、親しい間柄で朝の挨拶がわりに使うこともある。 『エイリアン』では、ハイパースリープから目覚め、コーヒーをいれて気分を高めたケインが、まだ冷凍睡眠のカプセルの中にいるランバートに向かって Rise and shine, Lambert.(起きろ、ランバート)と声をかける場面がある。宇宙の深部で眠りから覚めたばかりの乗組員に対して、まるで普通の朝のように声をかけるケインのやや陽気な性格が表れている。朝の挨拶であれ宇宙の果てであれ、rise and shine は変わらず使われるという点に、この台詞の面白みがある。
What do you care.
どうせ関係ないだろ
What do you care? は「あなたに何の関係があるの?」「どうせ気にしないでしょ」という意味の口語表現で、相手の質問や発言に対して「そんなこと気にするの?」と軽くあしらう、あるいは「どうせ興味ないくせに」と皮肉る際に使う。疑問文の形をとってはいるが、実際には相手への軽い突っぱねや挑発として機能することが多い。 What do you care what I do with my free time?(私の自由時間に何をしようと関係ないでしょ)や She quit the team. What do you care?(彼女はチームを辞めた。あなたには関係ないでしょ)のように使える。What does it matter? と近い意味を持つが、What do you care? の方が相手への挑発的ニュアンスが強い。 『エイリアン』では、ハイパースリープから目覚めたランバートが What time is it.(今、何時?)と尋ねると、ケインが What do you care.(どうせ関係ないだろ)と返す場面がある。長い宇宙の旅から覚めたばかりで、時間の概念も曖昧な状況での会話だ。ケインのどことなくユーモラスで鷹揚な性格が、この一言によく表れている。日常英語でこの表現が使われる文脈を理解するには、こうした映画の台詞が絶好の教材となる。
