■この映画のご紹介
Table of Contents
−- ■この映画のご紹介
- ■この映画で使われている会話表現とスラング
- They had sex.
- Acquitted.
- Of course you're not. You're too young.
- It has to be damp.
- I'm good with my hands.
- Wait.
- Be afraid. Be very afraid.
- Or less.
- Fine. Rub it in.
- We don't hug.
- Until we crack.
- Is that your overbite?
- I can't swim.
- All your life.
- Homicide.
- Probation.
- Pubert. I like it. It's filthy.
- God love 'em.
- Is there a complete list?
- Don't even think about it.
- Pastels.
- Muffin / Pumpkin / Snuggles / Cupcake / Sugarbear
- Never? Stud?
- It's filthy.
1993年公開のブラックコメディ映画の続編である。前作に続き、奇妙で不気味なアダムス一家が繰り広げるドタバタ劇が描かれる。今作では新しい赤ちゃん「ピューバート」が生まれ、家族のバランスが崩れる中、魅力的な保育士デビーが登場する。デビーは叔父フェスターを魅了し、結婚まで持ち込むが、その目的は遺産目当てであることが次第に明らかになっていく。一方、ウェンズデーとパグズリーはサマーキャンプに送り込まれ、そこでもアダムス流の個性を爆発させる。不気味でありながらも家族の絆と愛情をユーモラスに描いた作品であり、台詞には英語特有のウィットとブラックユーモアが随所に散りばめられている。英語学習の観点からも非常に興味深い表現が多く含まれている。
■この映画で使われている会話表現とスラング
They had sex.
セックスしたんだよ
この台詞は、英語学習者にとって非常に印象的な場面から来ている。病院の待合室で、見知らぬ少女が赤ちゃんがどこから来るかを「コウノトリが持ってきて、ダイヤモンドがキャベツ畑に…」などと夢見がちに語ったのに対し、ウェンズデーが一言 They had sex. と切り返す場面だ。 have sex は「セックスをする」という意味の表現で、make love よりも直接的で事実を述べるトーンが強い。子どもが大人を驚かせるためにあえて直截的な言い方をするという状況設定が、この映画の笑いのツボになっている。 英語では事実を簡潔に述べることが、時にユーモアや皮肉の効果を生む。They had sex. という短文は、主語+動詞+目的語というシンプルな構造ながら、文脈によっては非常に強いインパクトを持つ。 日常会話での類似表現としては、They slept together.(一緒に寝た、つまりセックスした)や They were intimate.(親密な関係にあった)など、やんわりした表現もある。直接性のレベルを状況に応じて使い分けることが英語表現の豊かさにつながる。
Acquitted.
無罪放免になりましたよ
デビーがゴメスに対して「あなたって女殺しね(ladykiller)」と言った際、ゴメスが Acquitted. と一言返す場面がある。これは法律用語で「無罪判決を受けた」という意味だ。acquit は「(裁判で)無罪とする」という意味の動詞であり、He was acquitted of all charges.(彼はすべての罪状について無罪となった)のように使われる。 この場面の笑いは、デビーが ladykiller を「魅力的な男性」という比喩的な意味で使ったのに対し、ゴメスが文字通りの意味に受け取り、かつて殺人容疑で裁判にかけられたが無罪になったと平然と答えるところにある。 アダムス一家のブラックユーモアの典型例であり、英語における「言葉の二重の意味(double meaning)」を使ったジョークの好例だ。英語学習者にとって、こうした言葉遊びを理解できるようになると、英語ユーモアの真髄に近づける。 Acquitted. という一語だけで文として成立するのは、会話では主語と動詞が省略されることが多いからだ。文脈があれば一語でも十分に意味が伝わるという口語英語の特徴がよく表れている例である。
